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監督:ヤン・ホロベック ポーランド映画は面白い。と、今さら言うことでもないのだが、ポーランドの歴史が大国のせめぎ合い、東西イデオロギーの衝突の歴史であるために、韓国映画が面白いのと同様にポーランド映画も面白い。ざっくり言えば、「おそロシア」…
監督:ジャック・オディアール 出演:ゾーイ・サルダナ、カリア・ソフィア・ガスコン、セレナ・ゴメス、エドガー・ラミレス(!)、アドリアナ・パス 脚本:ジャック・オディアール、レア・ミシウス(!)、トーマス・ビデガン、ニコラ・リベッキ 製作:ダル…
監督:スティーヴ・マックィーン 出演:サーシャ・ローナン、エリオット・ヘッファーナン、ポール・ウェラー、ベンジャミン・クレメンタイン 撮影監督:ヨリック・ル・ソー どうも撮影が良すぎる、照明が良すぎる、と思ったら、撮影がヨリック・ル・ソーだっ…
16mmフィルム 監督:イエジー・スコリモフスキ ロチェスターポーランド映画祭の一本。 スコリモフスキについては、『エッセンシャル・キリング』以降の最近の作品しか見ていなくて、どういう作家なのかよくわかっていないのだが、これはなかなかハチャメチャ…
監督:エドワード・バーガー 出演:レイフ・ファインズ、ルシアン・ンサマティ、スタンリー・トゥッチ、イザベラ・ロッセリーニ、カルロス・ディエース これなんかも、よくできたエンタメ社会派映画ということになるんだろうが、文句しか出てこなくて、自分…
監督:ヴィクトル・エリセ 出演:マノロ・ソロ、アナ・トレント、ホセ・コロナド めでたく、北米公開。金曜夜にこれを見にくる人間は私を含めて6名でした。 映画の撮影中に失踪した俳優をめぐる映画だが、主人公の映画監督ミゲル(俳優の古くからの親友でも…
さて、ジョージ・イーストマンの生家が博物館となっているEastman Houseには、Dryden Theaterが併設されており、週5日にわたって所蔵フィルムによる上映が行われている。 今週から火曜日はサイレント・チュースデーということで、サイレント映画の上映が行わ…
監督:ジェフ・ニコルズ 出演:オースティン・バトラー、ジョディ・カマー、トム・ハーディ、マイク・フェイスト インディ系で堅実に良作を作っているジェフ・ニコルズの最新作。60年代にアメリカ中西部で(文字通り)ブイブイ言わせていたbikeriders(=暴走…
監督:クリスティ・ホール 出演:ダコタ・ジョンソン、ショーン・ペン 撮影:フェドン・パパマイケル JFK空港で、どこにもピントが当たっていないショットに、ダコタ・ジョンソンがフレームインして彼女にフォーカスがあたり、そのまま彼女がタクシーの乗車…
監督:ジョセフ・スタンバーグ 出演:ピーター・ローレ 1935年にコロンビア社で製作された作品。この頃はコロンビアで、いわゆる古典文学の映画化が結構行われていたそうだ。 ラスコリニコフを演じるのがピーター・ローレで、マジで全編、佐藤優にしか見えな…
監督:濱口竜介 企画・音楽:石橋英子 空にカメラを向けて木々を映したトラベリングショットに始まり(枯れ木も混じっていて、冬〜春ということがわかる)、完全にゴダールを真似たクレジットタイトルを、いかにもゴダールっぽいタイミングで出してきて(し…
監督:オットー・プレミンジャー ウォルター・ピジョン、ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ロートン、ドン・マレー・インガ・スヴェンソン 原題のAdvice and Consentというタイトルがとても重要で、大統領の権力は議会のadvice and consentを通じて発揮され…
監督:ルカ・グァダニーノ ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・フェイスト 前半はなかなかのアホ映画だ。ダブルスで学生チャンプとなった二人が、同世代のゼンデイヤに見惚れ、パーティで何とか頑張って知り合って、ホテルでいちゃいちゃしようとする…
製作2023 監督:ヴィム・ヴェンダース もうすぐアメリカでもPerfect Daysが公開になるヴェンダースだが、Perfect Daysをコンペティション部門に出品した同年に、このドキュメンタリー映画も出品していたようだ。 ヴェンダースはその長いキャリアのなかでもた…
1951年 監督:ジョン・ヒューストン キャサリン・ヘップバーン、ハンフリー・ボガート ヘップバーンとボギーの共演ということで、当時も大ヒットしたというが、Dryden Theaterもいつになく混んでいてびっくりした。愛されてるな。 アフリカにあるドイツの植…